1. 1年も続けないと意味がない?
  2. 効いてる感が少ないという不安
  3. なぜ効いてる感が控えめ?
  4. 短期変化と長期変化は別物

この4点トピックでお話していきますね

①1年も続けないと意味がない?

これからピラティスを始められる方より、長く続けられるかな…というご質問、よくいただきます。
「30回で変わる」というピラティスの考案者ジョセフ・ピラティス氏の言葉から、週1回通う予定なら変化を実感するまでに8ヶ月くらいの期間は必要でしょう、というような案内をされることが多いかと思います。
反り腰・猫背・肩こり・巻き肩…
すぐに解消したい悩みを持ってスタジオの門を叩く人が多いはず。正直、効果が感じるのに1年も待っていられないですよね。

②効いてる感が少ないという不安

しかも、どのレッスンも必ず全身を使うわりに「きつくない」「汗をかかない」「効いている気がしない」という声、よく聞きます。
そのため、
「キツくない=短期間で変わらなさそう=向いてない」となり続けられないという方もいるのかなと思います。
しかし、ピラティスは特に「地味」こそ正解なのです。

初めてのレッスン、思ったより地味ではなかったでしょうか?
数ヶ月続けた方は少しずつ地味に感じてきていませんか?

ピラティスは、美容というより元々はリハビリ由来のメソッド。
ガッツリ伸ばす、ガッツリ鍛える、というようなものとは別物です。

レッスンでよく言われる「インナーマッスルの意識」。
インナーマッスルの役割は、体幹を安定させ、正しい姿勢の保持や内臓を安定させることです。インナーマッスルが適切に働らかないと正しい姿勢を保てず腰痛・関節痛を引き起こしたり、さまざまな痛みやコリとして負担がかかってしまいます。
ピラティスは、根本的に身体を修正していくためこの「インナーマッスル(深層筋)」にアプローチします。

③なぜ効いてる感が控えめ?

アウターマッスル(表層筋)は皮膚に近く、感覚受容器が多いため、筋トレ感もストレッチ感も感じやすい特徴があります。
一方、深層のインナーマッスルは、どちらも感覚としては弱く地味。
効いていないような気がするのは当たり前であり、逆に効き過ぎている場合よりも正しいアプローチができていることが多いです。

表層筋:
・強い伸び感
・痛気持ちいい
・達成感

深層筋:
・感覚は地味
・気付くと楽
・あとから違いが出る

「効いている感覚」は、必ずしもその場で強く現れるとは限りません。

体は「理解」より先に「慣れ」で動くため、皆無意識の癖で体を使っています。
レッスンで行う正しい動きは最初は不自然に感じるでしょう。何度も繰り返すことで“考えなくてもできる”になっていきます。ここまで1年くらい必要でしょう。

③短期変化と長期変化は別物

ピラティスの効果は時間をかけて育つものが多いです。
体の使い方は「理解した瞬間」に変わるものではありません。神経や動作パターンの再学習には時間が必要であり長年の姿勢や動きの癖が変わっていくのは、少し先の話。

それは、ピラティスは体を一時的に変えるためのものではなく、長く付き合える体の使い方を身につけていくプロセスだからです。

短期の変化に一喜一憂しすぎず、その積み重ねが、数ヶ月後・1年後に
「気づいたら楽になっていた!」という大きな変化につながっていくことを楽しみに、習慣として取り入れましょう。